紫外線 その1
紫外線を英語でUltraviolet(ウルトラバイオレット)と表記される為、
UVと略されています。
1年のうち紫外線量は5月~8月にかけて ピークになります!
また、1日のうち10時~14時は紫外線が強い時間帯と
言われています。
「暑くないからまだ、大丈夫」と油断せずに、今からのUVケアが とても大切なんです!!
太陽光の中には、紫外線が含まれています。 紫外線は波長によってUV-A波、UV-B波、UV-C波の3つに分けられ、このうちのUV-C波はオゾン層によって遮られているため地上には届きません。
一般的に「紫外線(UV)」と呼ばれているのは、
UV-A波とUV-B波のことを意味します。
UV-A (波長315nm-380nm) A波
一番多く地表に到着する(太陽紫外線の90%)
※太陽が最も高くなる5月から多くなる(冬でも50%はある)
最も少ない冬の時期においても、UV-Aは2分の1にしかならず、
年間を通して紫外線対策をする必要があるようです。
UVAは、日焼けを引き起こすことはないが、UVBより深く皮膚の
中に浸透し、SPFテストで測定することができない。
※窓ガラスなどを突き抜ける
影響は・・・一般に、UVAは危険性が一番小さいが、皮膚の加齢、
DNAへのダメージ、皮膚がんの可能性等に影響を及ぼす。
皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させる。タンパク質の変性
(酸化)細胞の物質交代の進行に関係しており、細胞の機能を
活性化させる。メラニン色素を酸化させて褐色に変化させる。
シミ・シワ原因 ヘアカラーの退色 パーマウェーブの破壊
UV-B (波長280nm-315nm)B波
一部が地表に届く
※オゾン量が最も減る8月頃に最も多くなる。
※表面をたたく、表面を反射する。
影響は・・・表皮層に作用するが、色素細胞がメラニンを生成し
防御反応を取る。これがいわゆる日焼けである。
また UV-B は発癌性が一番に指摘されるが発癌するのは高齢者、
しかも肌の露出した部分というケースが多い。
キューティクルを剥がす→コルティクスは流出する
髪がパサパサになる
※表面をたたく、表面を反射する。
UV-C (波長200nm-280nm)
オゾン層で守られている地表には今のところ到達しない。
強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が最も強い。
少し長くなりましたが、
みなさん紫外線の事がなんとなく分かって頂けましたか??
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